リモートアクセスってよく聞くけど、よくわからないんだよな~
リモートアクセスを理解すればいろいろなメリットがあることに気づけますよ!
そうなんですね。是非理解したい!
わかりやすく解説していきますね!✨
1.リモートアクセスの仕組みとは
リモートアクセスとは、遠隔地からインターネットや他のネットワークを通じて異なるネットワークやコンピュータにアクセスし、データのやり取りやシステムの操作を行う技術です。リモート接続とも呼ばれています。
テレワークやリモートワークの普及に伴い、業務の効率化や柔軟な働き方を実現するために重要な役割を果たしています。ただし、セキュリティ対策も非常に重要で、不正アクセスやデータ漏洩を防ぐために適切な管理とルール設定が求められます。
2.リモートアクセスのメリット
・場所を問わず働ける
自宅や外出先から社内システムにアクセスできるため、テレワークが可能になり、多様な働き方を実現できます。
これにより、さまざまな背景を持つ人材を活用できるようになります。
・業務効率UP
通勤時間が削減され、より集中して作業ができる環境を整えることができます。また必要な情報にいつでもアクセスできるため、業務の効率が向上します。
3.リモートアクセスのデメリット
・通信速度が遅くなる
リモートアクセスを利用する際、通信回線の速度が遅くなる可能性があります。通信速度が低いと、画面表示やファイル転送が遅れ、作業効率が低下することがあります。
・セキュリティリスクに不安がある
リモートアクセスは外部からのアクセスを許可するため、端末のセキュリティ対策が重要です。セキュリティが甘いと部外者に不正アクセスされ、社内の情報が漏れる可能性があります。
4.リモートアクセスの種類
・リモートデスクトップ (RDS)
リモートデスクトップとは、インターネット経由で遠隔操作する技術です。遠隔地のデバイス(ノートパソコン、タブレット、スマートフォンなど)から社内のネットワークにリモートでアクセスし、社内にあるPCを遠隔操作できます。
代表的なリモートデスクトップは、chromeデスクトップです。
Googlechromeのリモートデスクトップ接続を設定・導入する方法が知りたい方はこちら
・仮想デスクトップ(VDI)
仮想デスクトップとは、Windows 10 以降で利用できる機能で、1つのパソコン内で複数のデスクトップを作成し、切り替えることができます。OSやアプリケーションなどのデスクトップ環境をサーバ上で再現することが可能です。これにより、端末にデータを残さずに作業ができます。
VDIについて詳しく知りたい方はこちら
・リモートアクセスVPN
リモートアクセスVPNは、拠点外から拠点にアクセスするためのネットワーク接続方法です。具体的には、社外で利用するスマホからオフィスのネットワーク、従業員の自宅のパソコンなどからオフィスのネットワークなど、端末から拠点に安全にアクセスできるように構築されます。
VPN接続について詳しく知りたい方はこちら
ちなみに国内のシェアはリモートアクセスVPN:44.3%、リモートデスクトップ:18.3%、仮想デスクトップ:13.9%だよ1
約半分がリモートアクセスVPNなのか。
うちも検討するならリモートアクセスVPNが良さそうだな~
- 出典:ネットアテスト(https://www.netattest.com/)【調査データ】 7種類のテレワーク方式の導入率 ↩︎
5.リモートアクセスVPNを使った接続方法
・一般的なリモートアクセスVPN
一般的なリモートアクセスVPNは、社外から社内に向けてVPNを構築するものです。
導入時に社内ネットワークのいちからの見直しで初期コストがかかったり、ネットワークセキュリティの専門的な知識がないと導入が難しい場合も多く、運用するためには人材の確保も必要になってきます。
ネットワークセキュリティに精通している部署が社内にない場合、専門業者に依頼するとなると時間もコストも大幅にかかることになります。
・グローカルネットのリモートアクセスVPN『だれリモVPN』
グローカルネットが提供するリモートアクセスVPNサービス『だれリモVPN』 は従来のリモートアクセスとは違い、社内から社外に向けてVPNを張ります。
専用機器「FLINT plus」を社内のLANポートに接続することで、専用機器からGlocal VPNサーバーへ向けてVPNを張ります。あとはユーザー側のPCの簡単な接続設定を行うだけで、リモートアクセス環境を構築できるため専門知識がなくても問題ありません。
今までのリモートアクセス構築に必須だった複雑な設定はGlocal VPNサーバー側でコントロールします。
現在の社内ネットワークの見直しやルーターの設定変更は不要だよ
6.リモートアクセス方式のまとめ
今回は、リモートアクセスについて解説しました。
本記事でお話したようにリモートアクセスにはいくつか種類もあり、導入方法も異なります。リモートワークを導入する際に安全なリモートアクセスを活用できるよう、社内で十分に検討しましょう。通信速度なども確認しておくと、快適なリモートワーク環境を構築できるでしょう。
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