
Webサイトを見ていたら、急に広告が出てきて記事が読めないんですよ…。



確かに最近は動画広告も何度も流れてきて、イライラしますよね。日常的にインターネットを使う人なら誰でも一度は悩むところです。



ですよね…。でも広告ブロックって、なんだか難しそうで設定できるか不安です。



大丈夫ですよ!この記事ではPC(Google Chrome)やスマホ(iPhone/Android)でできる簡単な広告ブロック設定を、初心者の方にも分かりやすく解説しています。おすすめの無料ツールや、メリット・デメリットまで紹介するので、読めばすぐに快適な環境が手に入ります。
PCのChromeで広告をブロックする方法
PCのGoogle Chromeで広告をブロックするには、「拡張機能」と呼ばれる追加プログラムを導入するのが最も簡単で効果的です。
拡張機能とは、Chromeブラウザに新しい機能を追加するためのツールです。数多くの広告ブロック用の拡張機能が無料で提供されており、数クリックで簡単にインストールできます。
おすすめ無料拡張機能「AdBlock」
数ある広告ブロックツールの中でも、特に世界中で利用者が多く、初心者にもおすすめなのが「AdBlock 」です。
AdBlock とは、Webサイト上のバナー広告、ポップアップ広告、動画広告などを自動的に非表示にしてくれる、非常に人気の高い無料の拡張機能です。設定もシンプルで、一度インストールすればほとんど何もしなくても広告をブロックし続けてくれます。
拡張機能のインストールと初期設定の手順
ここでは、「AdBlock 」を例に、Chromeに拡張機能を追加する手順を解説します。他の拡張機能でも手順はほとんど同じです。
Chromeウェブストアにアクセスする まず、Google Chromeで「Chromeウェブストア」にアクセスします。 (参考: https://chromewebstore.google.com/ )
「AdBlock」を検索する 左上にある検索窓に「AdBlock」と入力し、Enterキーを押します。検索結果の中から「AdBlock」— 最高峰の広告ブロッカー」を見つけてクリックします。
「Chromeに追加」をクリックする 右上に表示される青い「Chromeに追加」ボタンをクリックします。「『AdBlock』を追加しますか?」という確認画面が表示されたら、「拡張機能を追加」をクリックしてください。
インストール完了 数秒待つとインストールが完了し、ブラウザの右上にAdBlockのアイコンが表示されます。これだけで、基本的な広告ブロックの設定は完了です。Webサイトを閲覧して、広告が消えているか確認してみましょう。
特定のサイトで広告を許可する設定方法
広告ブロックは便利ですが、サイトによっては「広告を非表示にするとコンテンツが見られない」「応援したいサイトだから広告収入に貢献したい」というケースもあります。
そんな時は、特定のサイトだけ広告表示を許可(ホワイトリスト登録)できます。
- 広告を許可したいサイトを開きます。
- ブラウザ右上のAdBlockアイコンをクリックします。
- 表示されたメニューの中から「このサイトでは一時停止」または「このドメインのページの広告をブロックしない」といった項目を選択します。
これで、そのサイトを閲覧している時だけ広告が表示されるようになります。
スマホで広告をブロックする方法
スマートフォン(iPhone/Android)でも、いくつかの設定やアプリを利用することで広告をブロックできます。OSごとに設定方法が少し異なるため、お使いのスマホに合わせて確認してください。
Androidでの広告ブロック設定手順
AndroidのChromeブラウザでも、iPhoneとほぼ同様の設定で広告を減らすことが可能です。
- 手順1. Chromeの設定を開く Chromeアプリを開き、画面右上の「︙」をタップしてメニューを開き、「設定」を選択します。
- 手順2. サイトの設定を変更する 「サイトの設定」をタップします。
- 手順3. ポップアップと広告をブロックする 「ポップアップとリダイレクト」をタップし、設定をオフ(ブロック)にします。次に、前の画面に戻り「広告」をタップし、設定をオフ(煩わしい広告をブロック)にします。
この設定で、悪質なサイトへのリダイレクトや煩わしい広告を減らすことができます。
iPhone版Chromeでできる広告ブロック設定
iPhone(iOS版)のChromeアプリでは、Android版と比べて広告ブロックの機能は限定的です。以下の設定で「ポップアップ広告」や「トラッキング広告」をある程度抑えることができます。
- ポップアップのブロック
「︙」→ 設定 → コンテンツの設定 → ポップアップのブロック をオン - サードパーティCookieの制御
設定 → プライバシーとセキュリティ → サードパーティCookie で制御可能 - JavaScriptをオフ(上級者向け)
広告を抑えられるが、サイトの正常動作にも影響するので注意
Android版とiPhone版の違い
機能 | Android版Chrome | iPhone版Chrome |
---|---|---|
ポップアップブロック | あり | あり |
煩わしい広告のブロック | あり | なし |
Cookie制御 | あり | あり |
外部アプリでの強化 | 推奨(AdGuardなど) | 必須(Safariコンテンツブロッカー) |
スマホ向けおすすめ広告ブロックアプリ
iPhone・Androidともに、標準機能だけではブロックしきれない広告も多く存在します。
より快適なブラウジングを求めるなら、専用の広告ブロックアプリを導入するのが最も効果的です。これらのアプリは、Chromeを含むブラウザ全体の広告を非表示にしてくれます。おすすめのアプリは、後の「おすすめ無料広告ブロックツール比較」で詳しく紹介します。
広告ブロックのメリット・デメリット
広告ブロックツールは非常に便利ですが、利用する前にメリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。
メリットは表示高速化と通信量の節約
広告をブロックすることには、主に以下のようなメリットがあります。
- ページの表示速度が向上する 広告データを読み込む必要がなくなるため、Webページの表示が格段に速くなります。
- データ通信量を節約できる 動画広告などは特にデータ通信量を消費します。広告をブロックすることで、スマートフォンの通信量(ギガ)の節約につながります。
- バッテリー消費を抑えられる 広告の読み込みや表示にかかる処理がなくなるため、特にスマホでのバッテリー持ちが良くなる効果が期待できます。
- セキュリティが向上する 広告の中には、ウイルスに感染させたり、個人情報を盗んだりする悪質なもの(マルウェア広告)も紛れています。広告ごとブロックすることで、こうしたリスクを未然に防ぐことができます。
デメリットはサイト表示の崩れや機能不全
一方で、広告ブロックには注意すべき点もあります。
- サイトの表示が崩れることがある 広告が表示されることを前提に作られているサイトでは、広告を非表示にするとレイアウトが崩れてしまうことがあります。
- 一部のコンテンツが利用できなくなる 特定のボタンや動画などが広告ブロック機能によって誤って消されてしまい、サイトの機能が正常に利用できなくなる場合があります。
- サイト運営者の収益を妨げる 多くのWebサイトは、広告収入によって運営されています。広告をブロックするということは、そのサイトの運営を間接的に妨げてしまう可能性があることを意味します。
もし表示が崩れたり、応援したいサイトだったりする場合は、前述した「特定のサイトで広告を許可する設定」を活用しましょう。
広告ブロックツールの安全性と違法性
「広告ブロックツールって、使っても大丈夫?違法じゃないの?」と心配になる方もいるかもしれません。
結論から言うと、個人が広告ブロックツールを利用すること自体は違法ではありません。 安心して利用できます。
ただし、注意点として、広告ブロッカーになりすました悪質な偽物アプリや拡張機能も存在します。必ず公式サイトや公式ストア(Chromeウェブストア、App Storeなど)から、評価が高く信頼できるツールをダウンロードするようにしましょう。
おすすめ無料広告ブロックツール比較
ここでは、無料で利用できる人気の広告ブロックツールを、PC向けとスマホ向けに分けてご紹介します。
PC(Chrome)向け拡張機能3選
AdBlock Plus (ABP)
- 特徴 広告ブロック拡張機能の草分け的存在で、非常に多くのユーザーに利用されています。細かなフィルタ設定など、カスタマイズ性が高いのが特徴です。「控えめな広告」を許可する設定がデフォルトでオンになっており、ウェブの生態系を壊さない配慮もされています。
- 公式サイト https://adblockplus.org/ja/
uBlock Origin
- 特徴 「動作が軽く、メモリ消費量が少ない」ことで知られる人気の拡張機能です。シンプルな操作性でありながら、非常に強力なブロック性能を持っています。PCの動作を少しでも軽くしたい方におすすめです。
- 公式サイト Chromeウェブストアなどから直接インストールします。
AdGuard AdBlocker
- 特徴 広告ブロックだけでなく、トラッキング(追跡)防止やフィッシングサイトからの保護など、プライバシー保護機能が充実しています。広告以外のセキュリティ面も強化したい方に最適なツールです。
- 公式サイト https://adguard.com/ja/adguard-browser-extension/overview.html
スマホ向けアプリ・ブラウザ2選
AdGuard (iPhone/Android)
- 特徴 PC版同様、強力な広告ブロック機能とプライバシー保護機能を持つアプリです。無料版でもSafari(iPhone)やChrome(Android)の広告を効果的にブロックできます。有料版にアップグレードすると、アプリ内広告など、より広範囲の広告に対応できます。
- 公式サイト https://adguard.com/ja/welcome.html
Brave (広告ブロック機能内蔵ブラウザ)
- 特徴 Braveは、広告ブロックとトラッキング防止機能が標準で組み込まれているWebブラウザです。アプリをインストールして、普段使っているChromeの代わりにBraveブラウザを使うだけで、自動的に広告がブロックされます。設定の手間をかけたくない方に最適です。
- 公式サイト https://brave.com/ja/



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広告ブロックに関するよくある質問
最後に、広告ブロックに関して多くの人が疑問に思う点にお答えします。
YouTubeの広告はブロックできる?
PCのChrome拡張機能を使えば、YouTubeの動画広告をブロックできることが多いです。 しかし、YouTube側も常に対策を行っているため、これまで機能していたブロッカーが急に効かなくなることもあります。
一方、スマートフォンのYouTube公式アプリ内の広告は、通常の広告ブロックアプリではブロックするのが非常に困難です。
広告ブロックが効かない・機能しない時の対処法
広告ブロックがうまく機能しない場合は、以下の点を確認してみてください。
- ツールやアプリを最新版に更新する 古いバージョンのままだと、新しいタイプの広告に対応できないことがあります。
- フィルタリストを更新する 広告ブロッカーは「フィルタリスト」を元に広告を判断しています。手動でこのリストを更新することで、機能が回復する場合があります。(ツールの設定画面から更新できます)
- 一度無効にしてから再度有効にする 単純な不具合の場合、ツールを一度オフにしてから再度オンにすると直ることがあります。
- 他の拡張機能と干渉していないか確認する 他の拡張機能が、広告ブロッカーの動作を邪魔している可能性があります。一度、他の拡張機能を無効にして試してみてください。
気持ち悪い広告を個別に非表示にする方法
広告をすべてブロックするのではなく、「不快な広告や興味のない広告だけを減らしたい」という場合もあるでしょう。
その場合は、Googleの「マイ アド センター」という機能が役立ちます。ここでは、自分の興味関心に基づいて広告をカスタマイズしたり、特定のトピック(ギャンブル、アルコールなど)の広告を制限したりできます。
広告のブロックとは異なりますが、表示される広告の質をコントロールしたい方にはおすすめの方法です。 (参考: https://myadcenter.google.com/ )
まとめ
今回は、PCとスマートフォンでGoogle広告などをブロックする方法について、具体的な手順やおすすめのツールを解説しました。
- PCのChromeでは、拡張機能(AdBlockなど)をインストールするのが最も簡単
- スマホでは、まずOSやChromeの標準設定を見直し、より強力にブロックしたいなら専用アプリ(AdGuardなど)や専用ブラウザ(Brave)を導入するのがおすすめ
- 広告ブロックには、表示高速化などのメリットと、サイト表示の崩れなどのデメリットがある
- ツールは信頼できる公式サイト・ストアからダウンロードすることが重要
広告は多くのサイトにとって重要な収入源ですが、過度な広告は私たちのブラウジング体験を損なう原因になります。
この記事で紹介した方法を参考に、あなたに合った広告ブロック設定を見つけ、ストレスのない快適なインターネットライフを手に入れてください。
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