ネットのセキュリティ対策って何からすればいいんだろう…
固定IPアドレスを利用すればセキュリティ対策にもなって導入も簡単ですよ!
そうなんですね。具体的にはどんなことができるのでしょうか?
固定IPアドレスがあれば外部の人は指定のネットワークにアクセスできなくなるので、危険なアクセスから身を守れるんです。詳細はこちら
1.IPアドレスの種類
コンピュータで使うIPアドレスには、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスのふたつがあります。
IPアドレスとは、パソコンやスマートフォンなどひとつひとつの機械に割り振る番号です。
電話番号のようにIPアドレスを指定することでそのコンピュータへとアクセスできるようになります。それぞれの違いについて確かめましょう。
●グローバルIPアドレス
世界中につながるインターネットへアクセスするために割り振られたIPアドレスです。
おなじIPアドレスは存在できず、グローバルIPアドレスでは世界にひとつだけの重複しないIPアドレスを使います。
おうちの住所や電話番号のようにIPアドレスを指定することで必ずそのIPアドレスを割り振った機械へとアクセスできるようになります。
例えばアメリカから日本の自宅で使っているコンピュータにアクセスする際にも、IPアドレスを指定することでさまざまなルートをたどりながら通信を実現します。
普段はルーターやDNSサーバーによって自動で管理されているので、グローバルIPアドレスを気にしなくてもインターネットには接続できます。
●プライベートIPアドレス
拠点内やグループ会社内の内部ネットワークで通信するためのIPアドレスです。
グローバルIPアドレスとおなじように、IPアドレスを指定することで必ずその機械にアクセスできるように番号を割り当てます。
グローバルIPアドレスを外部から電話をかける外線番号に例えるなら、プライベートIPアドレスは内線番号のようなものです。
ネットワーク内部だけで利用するIPアドレスなので、世界の別の機械とIPアドレスが重複しても問題ありません。
指定した機器が同じネットワーク内にいるかどうかを毎回チェックしているので、グローバルIPアドレスやプライベートIPアドレスを利用者が気にすることなく通信できます。
2.固定IPアドレスのメリット
固定IPアドレスを割り振ることで、次のようなメリットがあります。ひとつずつ確かめましょう。
①指定したIPアドレス以外のアクセスを制限できる
固定IPアドレスがあれば、指定したIPアドレス以外のアクセスを禁止することができます。
例えば社内LANをVPN契約した場合、指定したIPアドレス以外の通信を制限することで、外部と隔離した特別なプライベート回線として自宅のパソコンを使うこともできます。
もし、固定IPアドレスを持っているスマートフォンを紛失したとしても、該当のIPアドレスのアクセスを拒否すれば、内部ネットワークへのアクセスを遮断することもできます。
おなじIPアドレスのアクセスを許可しない限り、紛失したスマートフォンからアクセスされることは永久にありません。
②社外から社内へアクセスできる
固定IPアドレスを使うことで、社内LANにアクセスできる機械を限定することができます。
例えば宿泊先のホテルの公衆LANにアクセスしても、特定のIPアドレスしかアクセスできないサーバーであれば、安全で守られた通信を実現できるようになります。
許可されていないIPアドレスはすべて、社内LANにアクセスする前に遮断できるからです。
③IoT機器と活用できる
オフィスの防犯カメラや無線センサーなどのIoT機器とVPA通信を連動することもできます。
もしオフィスの無線センサーが突然反応したら、自宅からでもオフィスへ駆けつけて状況を確かめたいですよね。
固定IPアドレスを使えば、遠隔で自宅からすぐに防犯カメラの映像を確認できるかもしれません。
誰にも見られることのない、安全なプライベートネットワークを実現しているからです。
固定IPアドレスを割り振ることで、会社と離れた自宅からであっても防犯管理を徹底できることでしょう。
3.固定IPアドレスとセキュリティ
固定IPアドレスを利用するのはメリットばかりですが、次のようなデメリットも考えられます。
このデメリットを理解しておけば、セキュリティ面での理解も深まることでしょう。
①指定した固定IPアドレス以外はアクセスできない
外部から閉ざされたネットワークに誰でもアクセスできたら不正なアクセスに困ることかと思います。
そうならないように、指定した固定IPアドレス以外はアクセスできないように制限できます。
しかし気になるのは、外部から通信を許可するために、サーバーの設定もいちいち変更しなければならないという問題です。
アクセスできるIPアドレスを制限することで拡張性が落ちる点は固定IPアドレスのデメリットといえます。
②固定IPアドレスが漏洩するとセキュリティリスクが高まる
万が一にも固定IPアドレスが漏洩すると不正アクセスでブルートフォースアタックやDDoS攻撃などのリスクが高まります。
他人のIPアドレスへなりすますのは、手紙の差出人の住所に嘘の情報を書くように簡単なことなのです。
もちろんパスワードや生体認証のセキュリティでリスクを回避する方法はあります。
しかし、不用意にリスクを高めるIPアドレスを第三者に教えることは絶対にしてはいけません。
4.VPN接続で簡単に固定IPアドレスが利用できる
VPNは仮想プライベートネットワークという、第三者がアクセスできないあなた専用のネットワークをつくる技術です。
VPN接続することで通信は暗号化され、セキュリティレベルが高い通信を行うことができるのが特徴です。
Glocal VPNのかんたん固定IPアドレス、せんぞく固定IPアドレス を契約すると、固定IPアドレスを付与できるVPNサーバーを経由して、通信を行うことができます。
2つの違い、サービスの詳細を説明した記事はこちら
固定IPアドレスはその端末の住所であることを示した電話番号のようなもので、別のネットワークからつなげた時でも同じIPアドレスをアクセス先に提示することができます。
例えば自宅にパソコンを持ち帰って、自宅のインターネット回線を使ったとしても、Glocal VPNを使えば、おなじ固定IPアドレスでアクセスできるんです。
外出先であっても会社にいる時とおなじように社内ネットワークにアクセスしたり、IPアドレス制限のあるシステムへとアクセスできるのです。もちろん、VPN接続で通信は暗号化されていますので、社内ネットワークにある会社の大切な情報が外部の第三者へと漏れ出すことはありません。
ただし、Glocal VPNはグローバル固定IPアドレスの付与なので、Wi-Fiルーターや防犯カメラなどに固定IPを割り当てることはできません。
それぞれにできることとできないことがあるので、お使いの前に確認することをおすすめします。
固定IPがほしいけど、自分に必要な固定IPアドレスをどのように取得したら良いかわからないという方はグローカルネットにお問い合わせください。
5.セキュリティの高いVPNはGlocal VPN
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