解決する人:VPN接続の導入はうまくいきましたか?
悩む人:はい。導入はできたものの動きが遅いのでサービス提供会社を変えようか迷っています。。
解決する人:そうでしたか。でも恐らくどこの会社でも通常使っているよりも速度が落ちるのは当たり前ですよ。動きが遅くなるのにはそれなりの理由がありますからね。
悩む人:そうなんですか!?詳しく教えてほしいです!
1.VPN接続とは
VPNは、特定の人だけが使える専用回線を仮想的に作る技術のことです。
VPN接続では、VPNサーバーというサーバーを経由しインターネットに接続します。
このVPNサーバーは、簡単に言うとトンネルのような存在です。
トンネルの入口と出口にはそのトンネル専用の合言葉があり、それを知らないと入ることも出ることもできないのです。
トンネルの中の情報は暗号化され他人が読み取ることはできないので安全性も高いです。
2.通信速度の比較
VPNを接続している時と接続していない時の通信速度はどれくらい違うのか実際にスピードテストをして検証してみました。
検証日:2022年4月同日
デバイス:全てWindows
※通信速度:電話回線やLANケーブル、無線などを通じてデータを転送する速さのことを指します。 数値が大きいほど通信速度は速いです。
ご覧の通り、VPN接続をすると通信速度が低下するのがわかりますね。
また、サーバーによっても差が出ています。
※契約時に提供されるVPNサーバーとは異なる場合がございます。
また、通常時の通信速度はプロバイダーごとに異なります。
◎快適に利用できる一般的な通信速度の目安
・ウェブ会議で利用する場合:下り 3.0 Mbps (1080p HDビデオの場合)
・LINEやメールを使う場合:下り128kbps~1Mbps
・動画を視聴する場合:5~20Mbps(4Kの場合は25Mbps)
・Webサイトを閲覧する場合:下り1Mbps~10Mbps
スピードテストの結果と一般的な通信速度の目安を比べてみてわかる通り、VPN接続をして速度が遅くなったとしてもウェブ会議の出席やメール送信に支障が出るようなことはありませんので、ご安心ください。
3.VPN接続お悩み【解説と解決方法】
VPNを繋いだときのこういうデメリット、気になるな~
・速度が遅い
・接続が悪い
・接続が不安定
①理由
VPN接続時の通信は、通常とは違う道を通ってネット接続しているので通常のインターネット接続と比較するとどうしても速度が遅くなります。
また、VPNサーバーのトラフィック状況が不安定な場合もありますが、利用者側の滞在する国のネット環境(プロバイダー)によって接続が安定しづらい可能性もあります。
②解決方法
・動画視聴の場合、画質を1段階落として視聴する
・端末の再起動、VPNの再接続
・VPN接続が必要でないアクセスの場合はVPN接続をオフ
VPN接続は、通常とは違う道を通るインターネット接続。
必要のない時にもVPN接続したままインターネットを利用していると接続が不安定になる原因となってしまいます。
VPN接続のオン・オフの設定はとても簡単です!
是非この機会に見直してみてください。
4.おすすめのVPN接続サービス【無料・有料の違い】
・無料のVPN
無料のサービスは通信の暗号化が正しく処理されていない可能性が高く、犯罪に巻き込まれる恐れがあります。
情報漏洩の危険性も高いです。目に見えないインターネット空間でのやりとりなので、アクセス時の不安はできるだけなくしたいですよね。
・有料のVPN
有料サービスなら、サービス提供会社の保証内容も明確です。
通信が暗号化されるためハッカーから個人情報を盗み取られる不安も軽減され、安心してインターネットを利用できます。
グローカルネットが提供するGlocal VPNの『動画視聴VPN』なら、初期費用・初月利用料金が無料で1ユーザー月額990円からお試しできて、接続も簡単なため大変おすすめです。
24時間365日お申込みと同時に即ご利用開始可能なところもポイント。
あなたにあった接続サービスを選びましょう!
5.まとめ
VPN接続のようにインターネットに接続する際、通常のアクセス時とは違い、別のサーバーを一つ経由するだけでも通常と比べると通信速度は遅くなります。
目に見えないインターネット空間の中でそのようなことが起こるイメージはあまりつきづらいかもしれませんね。
この記事で通信が遅くなった時の対処法を知っていただけると嬉しいです。
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